【通信制向け】生徒・保護者が知っておくべき進学の話①

通信制高校から大学や専門学校に進学を考えている人に知ってほしいことを記載しています。全日制と比べて進路について知る機会が少ないからこそ、知っておいてほしいことについてお話していきます。

進学したいと思ったら行うべきこと

大学や専門学校に入学するためには、入試だけでなくエントリーシートなどの出願書類を準備して提出しなければいけません。また、通信制高校に通う生徒は、総合型選抜や公募推薦、学校推薦型選抜(指定校推薦)で受験することが多いです。

「いつまでに、なにを、どうすればいいか」が分からなければ、希望する学校の受験ができないということが起きてしまうかも知れません。そんなことが起こらないように、今、自分はなにをしなければいけないのかを確認しましょう。

まずは学校のお知らせを確認しよう

みなさんが通っている学校にも必ず「進路」を担当している先生がいます。また、学校からみなさんに「進路案内」や「説明会のお知らせ」が届いているかと思います。

学習を進めるサイトやアプリの中に「進路」について書いてあるところがあるでしょうか。まずは、学校の「進路のお知らせ」を確認しましょう。

進路説明会に参加しよう

進学したいと漠然的に考えている人や、なにをしたらいいか分からない人、進学することについて不安を抱えている人はまず進路説明会に参加してください。

進路説明会では、近年の動向を知ることが出来る講演会が行われたり、大学関係者から直接学校の説明を聞く機会が設けられていたりします。

私も進路説明会に参加してきましたが、40校以上の学校さんが説明会に参加されておりとても有意義な時間を過ごすことができました。

講演会では、講師の方から近年の入試傾向について説明があったり、家庭で話し合っておくべきことなどのお話がありました。説明会は生徒だけで参加することも可能ですが、私は、保護者も積極的に参加することを強くおすすめしたいです。

オープンキャンパスに参加しよう

自分が進学したいと思える「気になる学校」を見つけることが出来たら、すぐにオープンキャンパスの日程を確認しましょう。多くの学校は6月~11月で実施しています。オープンキャンパスの開催日程は学校のHPやサイトで確認し、予約が必要な場合は申し込みをしましょう。

オープンキャンパスは参加必須

オープンキャンパスは必ず参加してください。学校の雰囲気、学生の様子、学校周辺の様子、通学にかかる時間など、学校以外のこともしっかり確認するようにしましょう。

みなさんは、高いお買い物をする時に、何も調べず購入しますか?お洋服を購入するときに試着せずかって失敗したことはありませんか? 

学校選びも同じです。「入学してから失敗した」では、取り返しがつきません。入学した後に後悔しないように、必ずオープンキャンパスには参加しましょう。

気になる学校を先生に伝えよう

先生に相談するときの注意点についてまず言わせてください。「おすすめの学校ありますか?」や、「私に合う学校を教えてください」と聞くのはやめましょう。保護者からの相談で特に多いです。

ご家庭で相談した上で質問や相談があるのなら別ですが、先生に決めてもらおうという安易な考えはやめてほしいのが本音です。意思がないのなら、わざわざ進学する意味はあるのか?と、思ってしまいます。

あくまでも進学するのは「あなた」であり、先生ではありません。同様に、「保護者」でもありません。~がおすすめしたからこの学校にした、というような他己責任ではなく、自分の意思でいきたいと思える進学先を見つけましょう。

進学先を考えるときのポイント

進学したいと思うけれど、進学先の考えかたが分からないという人に向けていくつかポイントをお伝えします。こちらのサイトで解説していますのでご覧ください。

まとめ

通信制では、直接先生と会う機会が多くありません。だからこそみなさんには積極的に行動してほしいし、早めに相談してほしいです。「ただ進学すればいい」という浅はかな考えは今日でやめましょう!

きっとみなさんの担任の先生は応援してくれるだろうし、力になってくれることでしょう。まずは、先生を信頼して相談してみませんか?オープンキャンパスに参加してみませんか?

少しでも挑戦してみようという気持ちになってくれればとても嬉しいです。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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